自然栽培米 ヒノヒカリ 令和2年度
コロナパンデミックの真っ只中ではありますが、今年のお米作りがいよいよ始まりました。
ここ大分県由布市にある庄内町は庄内米と言うくらい米農家さんも多く、みんな田んぼの準備が始まり静かだった田んぼに人がチラホラ。田をおこしたり、草を払ったりと賑やかになるのと同時にさぁ〜始まるかぁ〜!と気が締まります。
平和農園のお米作りは令和元年よりスタートしましたが、「美味しかったよー!」とのお言葉も頂き、ますますやる気が出ております。
何よりも嬉しいお言葉で本当に頑張る糧になっています!ありがとうございます。
先ずは苗作りですが、今年から自家採取した種籾を繋いで行きます。
品種:うるち米...ヒノヒカリ
もち米...ミヤタマモチ
この2種類に加え今年からもち米品種の黒紫米が仲間入りです。
品種名:さよむらさき
品種名の由来は夜(小夜)のように黒いから来ているようです。
もち米品種なので、ご飯にスプーン1杯入れるだけでもちっとして紫色になります。
大好きなんです黒紫米、今から楽しみです。
塩水選...海水くらいにした塩水に浸し浮いてきた種籾は取り除きます。軽いのは中がスカスカという事ですね。
撹拌してすくってを繰り返しいい種籾だけを選別していきます。
続いてもち米。
もち米とうるち米では違う塩分濃度にして
塩水選します。
選別し終わった種籾を種類別にネットに入れて、約1週間後に予定している播種まで水に入れ発芽を促します。
先ずは根がピョコっと出てきてくれれば◎
まだまだ学ぶ事だらけで、1年に1度のお米作り。農業は10年やっても10回しかやっていない。
とあるお百姓さんが言っていた言葉がいつも過り、1年、1回をとても大事にしたいと本当に思います。
無肥料栽培で育てるお米。
除草剤も使いません。夏場は暑さと水のエネルギーで雑草たちも稲を追い越す勢いで伸びてきます。
草の処理や、イノシシに荒らされないか、台風被害などきっと今年も一筋縄では行かないと思いますが
どうぞお付き合い下さいませ♡
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