令和2年度自然栽培 播種

自家採種の種籾を使って…

 

 

梅雨も後半戦へと差し掛かり

現在は田植えもひと段落し除草作業をする日々を送っています。

田植えについては播種する前から来年への課題が色々とありましたが

無事に終わり一安心。今回は補植する部分が多く大変でしたが綺麗に植わると気もち良い。

少し田植えまでの事をまとめていきたいなーと思います。

 

先ずは種籾を水に浸けておいたのが4/29の事でした。

播種する前5/4に苗床作りへ。その前に水の管理などをしたりとなんだか毎日ソワソワしはじめます。

周りに水が張りいよいよだね~ってなんて言いながらワクワクしてきました。

 

苗床作り
苗床作り 5/4

写真ではちょっと解りづらいかもしれませんがピョンと根が出来てきました。

水に浸してから8日目の事です。

自家採種した種籾 ヒノヒカリ
自家採種した種籾 ヒノヒカリ 5/7

前夜、水から上げておいた種籾たち。

黒紫米はもともとが細いお米なので水を含んでも細く判断に迷いましたが5/7に播種する事になりました。

ご近所のベテランさんで一人だけポット苗で昔から米作りをしている方がいます。

その方は機械を貸してくださりこちらで播種する事ができました。

ポット苗
ポット苗の播種する機械 5/7
種蒔き
種蒔き

薄く敷かれた土にポロポロと種籾が綺麗に落ちていき覆土される。

すごーいと感動してる暇はなく運んだり、少し水をかけて湿らせたりと連携作業。

そして上手く種籾が落ちてなーい!などあーだこーだと言いながらやっていたものの。

本当にちゃんと種籾が落ちていない!と気づき作業がストップ。すると「これはヒゲが付いてるなー」っとの一言。

どうやら種籾のノギを落としていなかったのが原因のようです。

黒紫米か今回から仲間入りなので購入した種籾です。それを確認すると本当だーって...

確かにノギが付いていない。一番初めに黒紫米を播種していたのでその時はスムーズに終わっていたのです。

 

「昔の餅つき機で取れるんだよー」なんて教えてもらいながらも

もうどうしようもないので、補植を頑張るしかないね。。と仕切りなおし作業を続行しました。

米作り2年目、今年から自家採種した種籾です。まだまだ勉強不足でした。。

後日餅つき機で少量試してみると本当にきれいにノギが取り除けました。

 

播種 完了
播種 完了
苗床へ
苗床へ
板を敷いて水に馴染むよう踏みます
板を敷いて水に馴染むよう踏みます

 

苗床へ運び終わり~

ポット苗のトレーが柔らかいのでぺろんと反ってしまったりして中身が飛び出そうなので慎重に。

そして板の上から乗って平になるように慣らしました。

あとは上からラブシートをかけて、イノシシよけの電柵をしてカラスよけのテープをかけて完了です。

  

 

    10日後の様子…

 

 

少しづづ発芽している!

日々、シートをめくっては発芽を心配そうに確認してたので

確認できた時は一安心でした。ふわふわとした葉が出てきてますねー。

ヒノヒカリ 
ヒノヒカリ 5/17
黒紫米 さよむらさき
黒紫米 さよむらさき 5/17
もち米 ミヤタマモチ 5/17
もち米 ミヤタマモチ 5/17

5日も経つとだいぶ出揃い始まましたが出ていない所もまだ目立ちます。

この時は、もう何もできることはないので

しっかりと出揃ってくれるのを願って日々成長の様子を眺めていました。

 

自然栽培米 ヒノヒカリ
ヒノヒカリ 5/22